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小林秀雄と夏目漱石―その経験主義と内発的生

坂本忠雄氏(元「新潮」編集長)激賞!
「学生合宿で小林秀雄の講演を一個の耳と化して聴き、やがてそれへの自問自答から生まれた本書が、多くの小林論の中でも稀有な成果を収めたのは自明のことと思う」(推薦文より一部抜粋)

小林秀雄と夏目漱石―その経験主義と内発的生

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文明開化という外圧を受けて「内発的」に生きる必要性を痛切に説いた夏目漱石から、未曽有の敗戦に黙って処した小林秀雄、戦後の言語空間を鋭く指摘した江藤淳などを通し、現代日本及び日本人に自立への意志を問うた「内発的に生きるということ―漱石から小林秀雄、江藤淳まで」(第1章)。
著者自身が直に聴いた小林秀雄の講演「信ずることと知ること」に添って、小林秀雄、柳田国男、ベルグソンのいわゆる“霊体験"と括られる不思議に対する態度をたどることにより、真に「経験」することを開眼させられる「小林秀雄氏と経験主義―『信ずることと知ること』をめぐって」(第6章)。
この2本の論考が本書の中心となります。
また、本書の大きな魅力は、豊富なエピソードと卓抜な構成力により小林秀雄や夏目漱石の著作を全く読んだことのない読者にもふたりの人間の魅力が感じられるように描かれているところです。

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